オシダ(オシダ科)
[生えている場所] 明るい林内や沢沿いの土手など
大型のシダで根茎は短く太い。葉は多数輪状に生えてロート状にひらき、長さが50〜120cmになり、柄には葉基から先端近くまで茶褐色の光沢がある鱗片が密生する。
葉柄の残基をつけた根茎は漢方で綿馬(貫衆)と呼ばれ、条虫や十二指腸虫の駆除に用いられるが、山菜としては葉基より上部を利用する。
葉にもフラボノイドやトリテルペンを含み、健康食品としての効用がある。

[食べられる部分]
若い葉柄
若い葉を柄のつけ根、指先で簡単に折れる柔らかい部分から上を摘み取る。
[味のポイント]
癖はないが少し苦味がある。コゴミに似た味と食感で簡単な料理で楽しむことができる。
[調理の仕方]
葉柄の鱗片をていねいに取り除いて、良く茹でて冷水にさらす。
[バター炒めカレー風味]
茹でて水にさらしたものを適当な大きさに刻んで、たっぷりのバターで低い温度で炒める。火がとおったらミツバを同じくらいの長さに切っていっしょに炒め、カレー風に味付けする。