エゾエンゴサク(ケシ科)
[生えている場所] 低地の明るい林内や周辺の草地など
15〜20cmの多年草で、地下に1〜2cmになる球形の塊茎がある。
北海道の早春を代表する野草のひとつで、群生して開花期には青い絨毯を敷き詰めたような群落をみることがある。
ケシ科の植物には有毒のものがおおいことと、花の美しさからこれを摘んで食べてしまおうと考える人はすくないようだ。
たくさん摘まなくても他の山菜と一緒にすこし摘んできて、花を天ぷらにすると、美しい逸品を添えることができる。
摘んだあと車内に放置するとすぐにしなびてしまうので、クーラーボックスなどにいれて持ち帰えり、水揚げするといい。

[食べられる部分]
若い茎や葉、花、塊茎。花が咲くと次々に結実し種ができるので、花序の下1/3くらい開花したものがいい。
[味のポイント]
彩りと花の美しさ。花の色や形が残るように、さっと茹でて水にさらす。
[調理の仕方]
苦味があるので、おひたしやあえものにするときは、茹でたあとに苦味が少なくなるまで良く冷水にさらす。
[天ぷら]
早朝、花が水々しいうちに摘んできて、生のものを塩を一つまみ入れた冷水にさらす。
水切りした花を葉がついたまま、全体をひたしてあげたときに、ころもが落ちてしまい形が崩れないくらい水っぽいころもを付けて、やや低めの油でさっと揚げる。
葉の緑や花の色がそのまま透けて見えるくらいのころもの厚さがいい。