クルミ(オニグルミ クルミ科)
[生えている場所] 山地や川沿いのやや湿ったところ
高さが20〜25mにもなり、一本の木からたくさんのクルミが採れる。最近はクルミなどを利用する人も少ないのだろう。熟して落ちてくるのをまって、拾えばいいので簡単に多収できる。ストーブにのせて殻が割れると釘などを差し込んで中の実をとるのは、もっぱら冬の夜の楽しみだ。
子供の頃、殻を取ったクルミをたくさんおみやげに持ってきてくれた、北見のおばさんはもういない。簡単で手のかからない方法がないかと思い、従姉に聞いてみたが、他に方法はないとのことで、心のこもったおみやげだったことに、あらためて感謝している。

[食べられる部分] 実(子葉)、良質の脂肪をおおく含んだ実。
[味のポイント] 香ばしい油。
[調理の仕方]
殻がかたく、実を取りだすのは簡単でない。冬にストーブの上に並べて、核の継目が開いてきたら、マイナスドライバーなどでこじあける。テウチグルミ(カシグルミ)はこじあけると実が簡単に取れるけれど、オニグルミは殻に深いしわがあり、釘や細い竹串でつつかないと取れない。
[クルミだれ]
実をすり鉢で油がにじむくらいによくつぶす。取りだすときに焼いているので、加熱はしない。醤油(塩、味噌)と砂糖で味付けし、つきたてのもちにあえる。