ヌメリスギタケモドキ(ヤナギキノコ モエギタケ科)

[発生場所] おもにヤナギの枯枝や倒木、生立木の枝ぬけしたところ。
[発生時期] 6月〜7月、9月〜10月

 キノコがたくさん採れたころは、味や香りに柳の癖があるので、あまり利用されなかったが、最近は目あてのキノコがなかなか採れなくなってきて、ヤナギキノコを採集する人が増えてきたようだ。枝抜けした跡に数本まとまって発生することが多い。大形で肉厚なキノコなので1本採れると充分汁の実にまにあう。立木の高いところにも発生し、手がとどかなくて悔しい思いをすることがあるので、棒の先にナイフを縛り付けたものを用意していくといい。


参考写真

 傘や茎にある、ささくれ状の鱗片を良く洗流し、適当な大きさにきざんで冷水に1〜2日間冷水に晒す。あく抜きをしないとヤナギ臭くて美味しくないが、長い時間さらすと、香りや味がなくなりスポンジを食べてるようになってしまう。ヤナギの香りを残したものを、汁の実、野菜炒め、ダイコンおろし和えが美味しい。

 1〜2cmに角切りしたものを、さっと湯通しして冷水にさらし、青トウガラシ(すこし辛いもの)、ナス、長ネギと一緒に醤油に漬け込んだり、細かくきざんだ長ネギを上にのせ、たたきにしても秋の食欲をそそる逸品ができる。

[保存方法] 冷凍保存
 適当な大きさに切ったものをフリーズパックなどに入れて、中に水を入れて空気を抜き密閉する。水はできる限り少なめにする。フリーズパックを水を張ったボールなどに沈めてファスナーを閉じると、簡単に空気を抜くことができる。