ハッカ(ハッカ、ヒメハッカ シソ科)

[生えている場所] 平地の湿地や草地など

 高さ20〜40cmの芳香のある多年草で、茎は4稜、はう枝がある。
ハッカは、葉や萼に軟毛があり、葉は狭卵〜卵形で鋭鋸歯がある。
ヒメハッカは、ほぼ無毛で葉は全縁(鋸歯がなくなめらか)である。



 さわやかな清涼感のある香りをいかした、料理やミントティーとして利用する。夏の終わりにハッカの花が咲くと甘い香りがする。
花が咲いたものを上部だけ摘んで、日陰で乾燥すると香り高いミントティーを楽しむことができる。また地上部を刈り採って日陰で乾燥したものを刻み、ホワイトリカーに3ヶ月以上漬けて、茶色になったハーブ酒を欲剤に使うと、夏は清涼感、冬は体を温める効果がある。

 北海道に自生するミント類は3種あり、他にヤマハッカがある。
芳香はすくないが、空色ないし薄い青紫の大きくて綺麗な花をつける。山地の林内や林のふちに自生するが、ハッカやヒメハッカのように群生しない。
夏の野原で摘んだ一本のハッカを、車の中に入れておくと涼しい香りをはこんでくれる。